[SV s9 最終522位]勇往邁進パオミミディンルー

初めまして、くろなまといいます。

SVからポケモンを初め、念願の最終三桁を達成できたので記事を書きました。

考え方に拙い点があると思いますが、温かい目で見て頂けると嬉しいです。

 

[構築概要]

初手ディンルーでテラスを切って1.5匹持って行き数的有利を取った後、裏のパオミミツツミでの逃げ切りを行う対面構築。基本的に交換は行わないため、試合時間が短く択も少ない。限られた選択肢から最善手を選んでいくようなイメージの構築になっている。

 

[構築レンタル]

一か月くらい残しておきますので、もし使いたい方がいればぜひぜひ

[構築経緯]

初手のディンルーでテラスを切って展開していく動きがわかりやすく安定があると考え、初手の水ラオスと襷パオジアンに対し怯まなければオボン込みでHPを半分残した状態で突破できるフェアリーテラスディンルーを採用

ディンルーで荒らした後の結め筋として、高い対面性能を持つミミッキュと襷パオジアンを採用 次にミミッキュの呪いと合わせて身代わりで確実にスイープできるブーエナツツミを採用しこの4体を軸とした。

軸の4体で対処の難しいカバガッサバレル、ハッサムロトム等のサイクル、チオンキョジなどの受け寄りの構築が課題だったため、これらを崩すために眼鏡サーフゴーと飯のアンコールカイリューを採用し構築が完成した。

 

[個体紹介]

ディンルー@オボンのみ 

テラスタイプ:フェアリー 特性:わざわいのうつわ

性格:意地っ張り

実数値 :231(4)-176(236+)-175(236)-67-101(4)-69(28)

技構成:地震 カタストロフィ テラバースト 挑発

対面最強ポケモンにして本構築の軸。初手から投げても良し、裏から出しても良しでテラス前提にはなるが確実に1体以上持っていく力がある。一定数いたドヒドディンルーに対し初手投げし、挑発を入れれば相当有利な展開からスタートすることができた。

またディンルーパオと並べて可能な限り初手に水ラオスを誘ってみたが、本当に誘えていたのかはわからない。水ラオスに対してはフェアリーテラバ→地震と動くと決めていた。

ラオスを倒した後に出てくるブーエナカミやカイリューの攻撃を耐え、カタスで削りを入れることができるのは本当にこいつの強みだと思う。

 

ミミッキュ@命の珠

テラスタイプ:フェアリー 特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:135(36)-154(236+)-113(100)-63-126(4)-133(132)

HB:陽気パオジアンのつらら落とし皮ダメ込み確定耐え

A:なるべく高く

技構成:じゃれつく 影うち ドレインパンチ 呪い

 

この構築の影のMVP ディンルーで荒らした後の二体目、ラストの結め、初手要因、呪いによる流し等相当な量の仕事をこなしてくれた。技構成は基本のじゃれかげ呪いに加えてドレインパンチを採用した。ツツミが呼ぶジバコやドドゲザン、ヌメルゴンに対する打点となりかなり刺さっていたように思う。耐久にかなり厚く回しており、パオジアンに対して一定の勝率が担保されているのも偉い。(正直もっと効率の良い配分がある気がする)またツツミが呼ぶハバタクカミにめっぽう強く最終日だけでも数えきれないくらいのカミを屠っていた。テラスは一度も切ることはなかったが、じゃれつくの火力増強が狙えるフェアリーで採用していた。

 

パオジアン@気合の襷

テラスタイプ:ゴースト 特性:わざわいのつるぎ

性格:陽気

実数値:155-172(252)-101(4)-99-85-205(252+)

S:ミラー意識の最速

技構成:つらら落とし 聖なる剣 不意打ち 絶対零度

言わずと知れた最強の襷枠 数多の同速対決を制し勝利に導いてくれた。水ラオスに対して引き先がないため基本的に初手置きせず裏から出すことがほとんどだった。

テラスタイプは神速を透かせるゴーストを選択した。

ディンルーで二体目を削った後にミミッキュから入るか、パオジアンから入るかの見極めが重要だと感じた。絶対零度は絶対勝てない受けループやチオン入りのサイクルに撃つと決めて採用したが、受けループは当たらなかったしチオンには三回外して普通に負けた。しかし、急所や怯みを引き展開が不利な時や、勝ち筋が見えない試合において3割で勝ちを拾えるこの技はやはり強い。脳死で撃つ零度は、五分の試合の勝率を自ら下げる弱い技だが、撃つ場面を見極めて使用すれば強い技だと思う。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:鋼(地面) 特性クォークチャージ

性格:臆病

実数値:132(4)-90-134-176(252)-80-206(252+)

S:ミラーや最速カミ意識の最速

技構成:ハイドロポンプ フリーズドライ テラバースト 身代わり

 

ドロポン外しが怖いため選出率は低め。テラバーストは自身が誘うカミを狩るために採用したが一度もそんな場面はなかった。アンコールで縛って裏の起点にするような動きはこの構築では行わないためアンコールが欲しい場面はなかった。テラバーストじゃなくて冷凍ビームを採用してもいいと思う。ジバコに止められまくったため最終日は地面テラスに変更して潜っていたが一度も使うことはなかった。こいつが身代わりからでてきて水を貯め始めた瞬間の高揚感えぐい。

 

カイリュー@残飯

テラスタイプ:ノーマル 特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値:194(220)-204(252+)-116(4)-108-120-104(28)

A:ガチ特化

S:遅いカイリュー抜けたらいいな、、

技構成:神速 地震 羽休め アンコール

 

普通のアンコールカイリュー テラス無しでも火力が欲しかったため神速地震で採用した。 特に言うことはないが、サーフゴーのペットなのでどうすれば最強のポケモン眼鏡サフゴを安全に着地させることができるかを常に考えていた。

 

サーフゴー@こだわり眼鏡

テラスタイプ:鋼 特性:黄金の体

性格:控え目

実数値:177(116)-58-116(4)-198(212+)-115(28)-123(148)

S :準速ガッサ抜き

C:11n できるだけ高く

HD:眼鏡ではないカミのシャドボ確定耐え

技構成:ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック

 

崩し枠として採用。ほぼ最終日に投入したポケモンなので練度が低くあまり詳しく話せないが、カイリューと組み合わせて無限の勝ち筋を拾えた。

 

[選出]

ディンルーミミパオを基本選出とし、ステロを撒かれることが明白な場合やツツミが刺さりまくっている場合にはパオではなくツツミを投げた。(体感3割)

ほとんどの場合初手はディンルーだが、ミミパオから入る場合もある。

ハッサムロトム等のサイクル構築や受け寄りの構築に対して基本選出では勝率が安定しなかったため、サフゴカイリュー@1といったサイクルに寄せた選出をしていた。

 

[きつめなポケモン]

ランドロス入りのサイクル

最終日一回も勝てなかった。主力ポケモン達が物理に偏っていることに加え、ツツミもチョッキ持ちで簡単に止まってしまう。ジバコに破壊されすぎてツツミを最終日地面テラスにしたが、一度も撃つことはなかった。

 

・キョジオーン

ディンルーの挑発、カイリューのアンコでテンポを取りたいが、隙の糸が細すぎて見えない。最終日一度も選出されなくてよかったがもう少し対策が必要だと感じた。

 

・チオンジェン入り

サフゴカイリューの練度が低く全く崩すことができなかった。受け構築に対しては割り切っていて、謝りながら零度を撃ちまくってた。腰が引けた零度なんて当たるわけなかった。

 

・有象無象の力をすいとるポケモン

勝てないです。 骨抜きにされます。

 

[結果]

TN くろくろ 最終522位

TN くろなま 最終686位

 

[最後に]

初めての最終三桁本当に嬉しいです。初めて出たオフライン大会の予選で全敗してた時に比べたらかなり成長したと思います。

最後に、過去作やってない僕に準伝を送ってくれて構築に何度もアドバイスをくれたしざよさん、電話で構築相談に乗ってくれた最高の先輩むかぽけさん、最終日にヤャラドス強すぎww交代以外ありえないwwとか言いながら徹夜で一緒にポケモンしてくれたM君、そしてこの記事を読んでくれた方々、本当にありがとうございました。

もし質問があれば以下に連絡していただければと思います。

 

@kurokuro_Raw

(ブログタイトルではLawになってますが、Rawが正しいです)

 

雷撃出場予定なのでそこでお会いしましょう

それでは!