S29 最終88位 光芒ルナアーラ

[初めに]

はじめまして、くろなまです。

ポケモンを始めて2年、目標としていた最終二桁を達成したため構築記事を書きました。

また様々なオフに参加しその中で感じた事や挫折、そこから立ち直った話を少し語ってみます。

考え過ぎだと言われそうですが、なんでポケモンをやっているかわからなくなるといった悩みを持つ人がいるかもしれないので。

 

[結果]

s28:238位 TN MILABO

蒼炎#3 予選5-2 ベスト8

s29:88位 TN スカーレット

 

[コンセプト]

・型の匿名性を利用、型をずらす

・最低限のサイクルが可能な対面構築

 

[構築経緯]

自由形に平泳ぎで出場するやつはいないという考えの元、クロール筆頭である黒バドコライを使用していたが思うように勝てず、結果を残していたレンタルを回していた時に

S26 最終4位のフロル+ルナアーラ構築の使用感が良くここから組み始めた。この時毒テラス残飯ルナアーラの高い対面性能、安定感、TOD性能に惹かれ軸とした。

 

S26 最終4位 エーフィルナアーラ

https://pillosuke.hatenablog.com/entry/2025/02/01/144404

ピロスケさん 掲載許可ありがとうございます。

 

原案では毒菱と組み合わせていたが

・毒菱なしで対面的に殴り合う対戦の勝率が良かったこと

・バド軸に対してディンルールナカイリューフロルの4枠選出したいがまとまらなかった事

・瞑想残飯ルナアーラが認知された環境においては毒菱を撒いた後単騎にしても捲れない展開が目立つ

以上の理由からフロルを抜いて対面的に殴り合う構築を目指す事にした。

原案通り特殊禁伝に対するあと投げ可能なチョッキディンルー、ルナアーラと攻めの相性補完が良い鉢巻カイリュー、物理禁伝に対するクッションとしてゴツメヘイラッシャを採用しこの4体を軸とした。

また煮詰まったレギュG環境では並びから型を推測される事が多く、既存の並びから型をずらす事が有効だとしざよさんがメンシ投稿で話していたため、構築の並びを可能な限りスタンパに寄せる事でスカーフルナアーラとの型の誤認を狙うことにした。

ここまでの4体が遅い事、上記の狙いを踏まえた上でコライやバド軸その他受け寄りの構築に対し選出可能な襷ハバタクカミを5枠目に採用。

最後にホウオウ、カイオーガがあまりにも重すぎたため電気テラス珠パオジアンを採用して構築が完成した。

 

[並びと個体解説]

 

ルナアーラ@たべのこし テラスタイプ:どく

調整意図

S:S27,S28の鉢巻ウーラを大体抜ける程度

HB:可能な限り高く

 

本構築の軸

ほぼ全ての構築に選出する。一般的なスタン構築に採用されるルナアーラはフェアリーテラスの拘り持ちが多く相手の認識をずらすことができた。また毒テラスが非常に偉く、毒菱が刺さる本構築に対してキラフロルやオオニューラを誘い初手から起点にすることでイージーウィンを多数拾えた。またコライドン構築に採用される毒地震グライオンはHDに厚くルナアーラよりも遅いため守る及び毒毒に対して毒テラス瞑想を合わせることで有利に立ち回ることができる。ディンルーと合わせてバドの一貫を切ることができる点も良かった。

半端なポケモンは全て起点にする事が可能な上、後述するディンルーラッシャカイリューと合わせて「ダメージレースで勝つ」という試合展開が再現性高く可能で、使っていて非常に楽しい禁伝だった。

チョッキディンルーには地割れを5.6回撃たれるし、パオの氷柱怯みや零度も相当浴びます。

あと混乱自傷のモーション不細工すぎるのでなんとかしてほしい。

 

カイリュー@こだわり鉢巻 テラスタイプ:ノーマル

調整意図

うわっきーさんの調整をお借りしました。

炎ポンや水ウーラに対する後投げ、殴り合いが多いためHABベース

 

本構築の軸2

ルナアーラを通すor鉢巻神速を通す事をメインに試合展開を考える。

相手のチョッキディンルーを大きく削れるのがこのポケモンしかいない為選出率はかなり高い。

黒バドに対して初手投げしディンルーに対してけたぐり、炎ポンウーラに対して逆鱗を押す。s28では逆鱗でワンパンした後裏から出てくるバドの起点になるのを嫌ってつばめ返しを採用していたが、逆鱗を押したい場面が多過ぎたため偉ぶるのをやめて逆鱗に戻した。

 

ディンルー@とつげきチョッキ テラスタイプ:ほのお

調整意図

S:S27,28のディンルーを抜くため28振り

ADベースだとAが過剰に感じたため若干の耐久振り

 

数値の高さに卒倒。

ミライバドに対して選出する。メインウェポンの地震、引先に対し確実に削りを入れるカタス、エナジーカミをワンパンするためのヘビボンまでは確定。ママンバドやワンチャン掴むための地割れも候補にあったが、バドを確実にワンパンもしくはテラス強要可能な事やカイリューに対する打点としてしっぺがえしを選択。ダメージレースで勝つことがコンセプトなため選択は間違っていなかったと思う。普通に撃ちたかったけど。

テラスはディンルー炎ポンの並びを意識して炎テラス。

 

 

ヘイラッシャ@ゴツゴツメット テラスタイプ:ほのお

調整意図

HB特化 硬くあれ

 

技構成にあまり圧のないナマズ

カイリュー確実に削るための雪雪崩、確実に目の前の相手を削りミライ軸に対して選出可能にするための地震、ザシアンを流すための欠伸、TOD意識の眠るで完結。

イーユイのいないコライ軸やザシアン、白バド

オオニューラやハッサムと組まれているミライに対して選出する。本構築に対してハッサムがぶっ刺さっているため被選出率が高く、ミライに対してかなりの割合で投げた。ミライドンを倒し他のポケモンをこいつで詰ませる展開も多い。

 

パオジアン@いのちのたま テラスタイプでんき

調整意図

AS特化 

 

ホウオウ、カイオーガ軸に対して選出。

最終日は幸運な事に殆ど上記の2構築に当たらなかったため顔で威嚇してもらっていた。

s28では襷零度持ちで採用していたが撃つ機会が一度もなく型としての汎用性をただ落としていただけだった事から、零度で無理な構築を拾いにいく思考の浅いアプローチではなく出したい構築を絞って確実に選出できる補完を採用する事の重要性を学ぶ事ができた。

 

ハバタクカミ@気合いの襷 テラスタイプ:ステラ

調整意図

CS 特化

 

普通の襷カミ。特に言う事なし、強い。

バド、コライ、ダイナ等受け寄りの構築に選出。

眼鏡地面テラバで採用していたが、おにーやんさんに電磁波とルナアーラの相性が良く襷に変更し出せる構築を増やした方が良いと提案されそのまま変更した。

 

[二年間を振り返って:真皇杯での挫折の話]

スプラトゥーン一筋だった僕が大学院の先輩に言われたポケモンやれの一言でポケモンをやるようになって二年経ちました。レギュB辺りから対戦を始めシーズン9で初めて最終三桁を達成し、ポケモンが面白すぎて大学に行かずにずっと家でゲームしていました。

またさざなみオフ(現チャンピオンロード)で優勝した事で楽しさに拍車が掛かっていきました。

 

そんな中、当時流行り始めていた毒菱+バドレックスの構築を使用し真皇杯の関東予選でベスト4を達成し本戦への出場権利を獲得しました。この時は本当に嬉しかったです。しかし、最終二桁や一桁保持者が名を連ねる本戦進出メンバーの中で自分だけが浮いているんじゃないか?そんな思いが拭えないまま本戦までの時間を過ごしていました。

せめて最終二桁を取ってから本戦に出たいと思いながらランクマに潜るも、レギュGは全然勝てず四桁位でずっと燻っており焦りながらポケモンをやるようになっていました。

迎えた真皇杯本番では毒菱バドレックスを改良した構築を使用し、結果はなんと0-7、同ブロックの全員に敗北しました。圧倒的に負けすぎた恥ずかしさや僕より強い人を押し退けて本戦に出場したのにも関わらず何も出来なかった情けなさもあって電車の中で半泣きになりながら東京駅に向かい、翌日の友達との予定も全てキャンセルしてそのまま大阪に帰りました。

 

その時感じたのは「悔しい、もっと強くなりたい」ではなく、「見てる世界が違いすぎる、どれだけ努力してもこの人たちには勝てないし自分はこうなれない」といったものでした。これが一番の挫折です。悔しさと諦めが混じった感情の中、最終二桁が目標ではなく「真皇杯本戦に出場できるような人間は最終二桁くらいは取らなければならない」と思い込んだ上での義務だと感じるようになりポケモンをやるのがしんどくなっていました。この頃からポケモンをやる頻度が激減しました。

こんな状態が半年くらい続いた後、転機となったのが今年行われたプレ蒼炎です。ばろめさんに誘われて参加し3-3で予選落ちだったものの、なぜか「楽しかったな」と心の底から思いました。久しぶりにオフに出て20分間目の前の相手と真剣に考え合い、ひりついた勝負をすることができたからかもしれません。ポケモンがやっぱり楽しいと再度認識した一日でした。そこからまたポケモンにのめり込めたように思えます。

 

何が言いたいかというと「ポケモンは楽しいからやる、結果はその後」だという事です。

そらそうやろと言われてしまいそうですが、一試合毎に順位が突きつけられるこのゲームにおいては結果を追い求めることだけに意識が集中し盲目になってしまう事があるかも知れません。自分が目標だと定めたレートや順位を取れず長期間悩まされてしまう事があるかも知れません。そんな時こそやっぱりポケモンが楽しいなと思う瞬間を見つけて欲しいと思います。僕の場合はオフでしたが、好きなポケモンや戦術を使っている時、勝ちまくっている時、零度を当てている時でもなんでもいいです。もちろんそんな瞬間があったから皆さんポケモンをやっているのだと思いますが、悩んだ時こそそこに立ち返ってみてほしいです。僕は考え過ぎてしまうタイプなので、こんな事で悩んでいましたが悩んでいない人は全然大丈夫です。

 

今回少しデフレしたシーズンとはいえ最終二桁を取る事ができ、真皇杯でボコボコにされた強者の方々にほんのわずかですが近づけた気がしています。今後もこのゲームを楽しみながらも結果にこだわり、さらに近づけるよう邁進したいと思います。

 

[最後に ]

感謝

・構築相談に乗って頂いたおにーやんさん

・いつもアドバイスしてくれるしざよさん

・同じくむかぽけさん←ポケモンやれ

・一緒にオフに出たり、酒を飲んで話を聞いてくれたり、構築のレンタルを作ってくれるばろめさん

・オフやランクマで戦って頂いた全ての方々

 

次は最終二桁前半を目標にレギュIを頑張ろうと思っています。また関西のオフには可能な限り参加したいなと思っているので、そこでお会いしましょう。

ここまで読んで頂いて本当にありがとうございました。